au PAYカードでキャッシングはできる?メリットやデメリット・キャッシングの方法まで徹底解説

auユーザーなら年会費無料で作れるクレジットカードで、au PAYのチャージも行いやすいau PAYカード。

auユーザーならぜひ持っていたいクレジットカードですが、ほかのクレジットカードのようにキャッシングはできるのでしょうか。

本記事では、au PAYカードはキャッシングができるのかどうかを解説します。

また、au PAYカードでキャッシングするメリット・デメリット・キャッシングする方法まで詳しく紹介します。

au PAYカードの申し込みを検討している方はぜひ参考にしてください。

au PAYカードとは?

銀行融資、事業資金

au PAYカードは携帯電話会社のauが提供しているクレジットカードです。

以前はau ユーザーしか作ることができませんでしたが、2020年2月以降、au ユーザー以外の方もカードを作れるようになりました。

auユーザーなら年会費無料となっているほか、貯まったポイントをau携帯料金の支払いに使えます。とくにauユーザーにはおすすめのクレジットカードです。

au PAYカードのメリットとデメリット

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ここでは、au PAYカードにはどのようなメリット・デメリットがあるかをご紹介します。

au PAYカードのメリット

審査

Au PAYカードのメリットとしては次のような点が挙げられます。

  • 年会費が基本的に無料
  • タッチ決済機能でスムーズな支払いが可能
  • Pontaポイントが貯まる
  • au PAYアプリで管理できる

まず、au PAYカードは基本的に年会費が無料です。

無料となる条件は、auの携帯や光回線などauのサービスを利用するか、年1回以上の利用実績があることが挙げられます。

また、タッチ決済が可能な点もメリットです。

タッチ機能とは、サインや暗証番号を入力しなくてもカードを決済端末にかざすだけで支払いができる便利な機能になります。

さらに、au PAYカードならではのメリットは、カードをショッピングで利用するごとにPontaポイントが貯まる点です。

100円(税込)購入するごとに1%が貯まるようになっています。(還元率1%)

また、au PAYマーケットでショッピングをすれば、最大で合計7%が還元されます。

また、請求予定金額・保有ポイントなどが、専用のau PAYアプリで簡単に確認できるのもメリットです。

Au PAYアプリでは、支払い方法の変更・au PAY残高へのチャージもできるようになっています。

au PAYカードのデメリット

デメリット

au PAYカードのデメリットとしては次のような点が挙げられます。

  • 非auユーザーは年1回以上使わないと年会費が発生する
  • 国内の旅行保険は付帯していない

メリットのところでも触れたように、au PAYカードは基本的に年会費が無料ですが、無料となるためには条件があります。

auユーザーなら問題ありませんが、そうでない場合は年1回以上のカードの利用が必要です。

もし1回も利用がない場合は1,375円(税込)の年会費がかかります。

別のデメリットとして、au PAYカードには海外旅行保険やショッピング保険が付帯していますが、国内の旅行保険については補償がありません。

国内旅行保険が必要な場合は、保険会社の損害保険に加入するか、国内の旅行保険も付帯しているau PAYゴールドカードへの申し込みを検討しましょう。

キャッシングとは

ATM取引

キャッシングとは多くのクレジットカードで利用できる、現金を借りられるサービスのことです。

クレジットカードには、ショッピングなどで利用できるキャッシング枠・現金を借りられるキャッシング枠があります。

それぞれ設定された金額まで利用することが可能です。

クレジットカードのキャッシングを使えば銀行・コンビニなどのATMでお金を借りられるので、急な出費が発生したときなどに便利に利用できます。

同じようなサービスにカードローンがありますが、こちらは現金の借り入れに特化したサービスです。

通常の場合、カードローンは、借り入れの利用枠がキャッシングより大きくなっています。

au PAYカードでもキャッシングが可能です。最初にキャッシングを利用するときには利用可能枠を設定する必要があります。

会員専用ページの「キャッシングを利用・照会する」という項目から利用設定を行いましょう。

審査に通過すればキャッシング機能が利用できます。

au PAYカードでキャッシングするメリット

グッド、男性、パソコン

au PAYカードでキャッシングするメリットとしては次のような点が挙げられます。

  • すぐに現金が引き出せる
  • 保証人が不要
  • 海外でも使える
  • 何度でも借り入れができる

メリットについて一つずつ解説していきます。

すぐに現金が引き出せる

お金・時計

au PAYカードのメリットとしては、必要なときにすぐに現金が引き出せることが挙げられます。

もし、ローン契約をしてお金を借りようと思えば、申し込み・審査などに時間がかかります。

でも、au PAYカードのキャッシングなら、ATMに行ってすぐに現金を引き出せるでしょう。

急な出費があったとしてもすぐにお金が借りられるのは心強いポイントと言えます。

保証人が不要

車、保証人

au PAYカードのキャッシングでは、保証人がいなくても利用できます。そのため、気軽にお金を借りられるのもメリットです。

保証人がいらない理由としては、au PAYカードの申し込みの際に、年収・過去の利用状況などがすでにチェックされていることが挙げられます。

信用情報機関に登録されている信用情報に基づいて融資が行われるので、保証人は必要ありません。

海外でも使える

au PAYカードのキャッシングは日本国内だけでなく、海外でも利用することができます。

そのため、海外旅行・出張のときでも、世界主要都市の空港・銀行などに設置されているATM・CDで現地通貨を引き出すことが可能です。

「海外で手持ちの現金が少なくなってしまった」「予定外の出費があった」というときでも、国内の場合と同じ操作方法で簡単に現金を引き出すことができます。

何度でも借り入れができる

お札パンパンの取り出し口

au PAYカードのキャッシングでは、利用限度額の範囲内なら何回でも借り入れができます。

お金を借りたばかりだけれど、またお金が必要になってしまったというときも安心です。

借入金額が大きくなってしまっても返済をきちんと行えば、返済した分だけ新たに借り入れすることが可能です。

また、きちんと返済すればさらに信用度が増して、利用可能枠の増額申し込みの際にも審査に通過しやすくなります。

au PAYカードでキャッシングするデメリット

NG、サラリーマン、男性

メリットが多くあるau PAYカードのキャッシングですが、デメリットもいくつかあります。具体的には次のような点が挙げられます。

  • ATM手数料がかかる
  • 金利が高い

デメリットについても一つずつ解説していきます。

ATM手数料がかかる

au PAYカードのキャッシングをATMで利用する場合は、ATMの手数料がかかります。

Au PAYカードのキャッシングの場合、借入金額に応じて下記の手数料が必要です。

  • 借入金額 1万円:110円(税込)
  • 借入金額 2万円以上:220円(税込)

それほど大きな金額ではありませんが、インターネットで申し込みをして指定銀行にお金を振り込んでもらう方法なら手数料はかかりません。

少しでも手数料を節約したい方は、そちらの方法がおすすめです。

金利が高い

電卓、紙幣、通帳

au PAYカードでキャッシングをした場合、金利は銀行などからお金を借りる場合より高くなります。

Au PAYカードのキャッシングでは、一括返済の場合で金利は14.95% ~ 17.95%です。

銀行からお金を借りる場合は3%~18%ほどと金利の下限が低いため、金利を安く抑えることができます。

ほかの金融機関でお金を借りるよりも金利で損をする可能性があることは頭に入れておきましょう。

au PAYカードでキャッシングする方法

キャッシングする様子

au PAYカードでキャッシングをした場合、au PAYカードでキャッシングする方法としては、下記の2つの方法があります。

  • ATMで現金を受け取る
  • インターネット申し込み

それぞれの方法について詳しく解説していきます。

ATMで現金を受け取る

キャッシング

au PAYカードは、全国の金融機関・コンビニなどに設置されているATMで現金を受け取れます。

au PAYカードをATMに挿入し、画面の指示に従って4桁の暗証番号を入力するとキャッシングが可能です。

キャッシングの利用は、1万円以上から1万円単位で可能となっています。

ATMでキャッシングする場合は、利用するたびに下記の利用手数料がかかります。

  • 借入金額1万円:110円(税込)
  • 借入金額2万円以上:220円(税込)

インターネット申し込み

キャッシングはインターネットの申し込みで支払い口座に振り込んでもらう形でも行えます。

会員専用サイトにログインしてキャッシングの申し込みを行います。

申し込みをした日の翌営業日の正午以降に振り込まれる流れです。インターネットからのキャッシングの場合、利用手数料はかかりません。

auPAYカードでキャッシングしたときの返済方法

現金自動預け払い機

au PAYカードでキャッシングをした場合、次の3つの方法で返済できます。

  • 一括返済
  • リボ払い
  • 繰り上げ返済

それぞれの返済方法について詳しく解説していきます。

一括返済

札束、女性

一括返済は、借りた金額を一括で支払う返済方法です。

毎月15日までに利用した分を翌月の10日に支払う形で、金融機関が休業日の場合は翌営業日が支払日になります。

借入金額と利息分を一括で支払う元利一括支払いで、支払日に口座から引き落とされます。

月々返済

au PAYカードの返済方法には月々返済もあります。これは、毎月定額で支払いを行う返済方法です。

キャッシングを後から月々返済に変更する「あとdeカードローン」を利用する形になります。毎月の負担を抑えて返済したい人におすすめです。

支払日は一括返済と同様、毎月10日となっています。

繰り上げ返済

au PAYカードのキャッシングでは、繰り上げ返済も可能です。

繰り上げ返済を使えば、通常の支払日となる毎月10日よりも前に返済できるので、利息を減らして返済できます。

繰り上げ返済したい場合は、コールセンターに電話をして繰り上げ返済の申し込みを行いましょう。

auPAYカードでキャッシングするときの注意事項

ポイントを示す女性

急な出費でも手軽に現金を借りられる便利なau PAYカードのキャッシングですが、利用する際には注意すべき点もいくつかあります。

具体的には、次のような点に注意しましょう。

  • 返済能力以上にキャッシングをしない
  • 返済計画を立てる

注意事項について、一つずつ解説していきます。

返済能力以上にキャッシングをしない

銀行融資、事業資金

au PAYカードのキャッシングでは、自分の返済能力以上にキャッシングしないように気を付けましょう。

もし、返済能力以上にキャッシングしてしまうと、返済が難しくなって自己破産などにつながりかねません。

特に、キャッシングは気軽に何度も借り入れができるので、お金を借りている意識が薄れがちです。

そのため、必要以上に借り過ぎてしまう可能性があります。

必ず、無理のない金額でキャッシングをするようにしましょう。

返済計画を立てる

返済計画の表示 お札と電卓

au PAYカードのキャッシングでは、無理のない返済計画をしっかりと立てることも重要です。

返済方法は月々返済ではなく、一括返済にすることによって利息分を減らすことができます。

また、支払日よりも前に支払う余裕があるなら、繰り上げ返済も検討してみましょう。

さらに、収入や支出に変化がある可能性も見越して、ギリギリの状態で返済計画を立てないようにします。

ある程度余裕をもって計画を立てることも重要です。

auPAYカードでキャッシングするときのよくある質問

悩み

ここまで、au PAYカードのキャッシングについて詳しく解説してきましたが、まだ疑問が残っている方もいるでしょう。

au PAYカードのキャッシングについてよくある質問をまとめましたので、似たような疑問を持っている方は参考にしてください。

利用額を増額したい

銀行融資、事業資金

au PAYカードのキャッシング利用額を増額したい場合、会員専用サイトで増額の申し込みを行う必要があります。

審査に通過すれば利用可能枠を増額してもらうことができます。申し込みの際には所定の申込書とともに、本人確認書類・年収が確認できる書類の提出が必要です。

月々の支払金額を変更したい

主婦 お金

au PAYカードのキャッシングの月々返済で支払金額を変更したい場合は、2つの方法があります。一つ目はATMを使って変更を行う方法です。

たとえばATMで繰り上げ返済したい場合は、1,000円単位で元金の支払いを行うことができます。

もう一つは指定口座に振り込む方法です。この場合、auフィナンシャルサービスコールセンターまで連絡する必要があります。

繰り上げ返済以外で支払金額を変更したい場合も、コールセンターに相談してみましょう。

まとめ

キャッシング

au PAYカードのキャッシングについて詳しく解説してきました。

au PAYカードではキャッシングが可能ですが、もしカード申し込みの際にキャッシング枠を設定していなかった場合、利用するためには審査が必要です。

au PAYカードのキャッシングにはATM・インターネットなどで気軽に利用できるメリットがありますが、金利が高いといったデメリットもあります。

そのため、できるだけ少額の借り入れで、一括返済するのがおすすめです。

もし、まとまった金額の借り入れをしたい場合・長期の借り入れを希望する場合には、au PAYカードのキャッシングよりも金利が低いカードローンを検討してみると良いでしょう。