労金カードローンでお金を借りるには?お金を借りる条件やローンの種類・メリット・デメリット・利用の手順も詳しく解説

お金を借りる方法として、銀行や消費者金融を思い浮かべる方は多いかもしれませんが、ろうきん(全国労働金庫協会)でもお金を借りられるのをご存知でしょうか?

労金では、銀行や消費者金融と同じようにローンのサービスを行っています。

労働組合や生協の組合員でなくてもお金を借りられ、銀行などに比べて低い金利が魅力です。

労金が提供するローンには、さまざまな用途に応じた目的別ローンのほか、お金をいつでも自由に利用できるカードローン(マイプラン)があります。

カードローンなら利用限度額に関わらず金利が一律で、ATMから引き出せるため、急な出費の際にも安心です。

この記事では労金カードローンについて詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。

なお、労金は地域によって提供しているサービスが異なるため、中央ろうきんを参考に説明します。

労金カードローンでお金を借りるには?

ローン

労金のローンは、働く人を対象にしています。労金に出資している労働組合または生協(生活協同組合)の組合員が対象です。

しかし組合員でなくても、ろうきんのあるエリアに住んでいる、もしくは勤務しているも利用できます。

労金は一般的に審査が厳しく、継続して安定した収入があり、かつ同じ勤務先に1年以上勤務している条件を満たさなければいけません。

会社員ではなく自営業者の方は、原則3年以上継続して営業している必要があります。

融資までの一般的な流れは、まず仮審査に申し込み、通過した後に正式に申し込みをして契約します。

なお、審査を申し込む前に、労金の店頭およびオンラインで相談もできるので活用しましょう。

労金でお金を借りる条件

労金は、労働組合や生協に所属する人々がお互いに助け合うためにつくられた協同組織の福祉金融機関です。

また、労金は、働く人とその家族の安心・快適な暮らしを基本理念としています。

そのため、労働組合・生協の組合員の方はもちろんのこと、そうでない方でも働いていて一定の条件を満たしていればお金を借りられます。

労金でお金を借りるための条件を見ていきましょう。

労働組合の組合員であること

団体

労金に出資している労働組合に所属している方は「団体会員の構成員」という扱いで利用できます。

労働組合のほか、国家公務員・地方公務員等の団体や、勤労者のための福利共済活動を目的とする団体も対象となります。

所属している団体が該当しているか、お近くの労金に確認してみるとよいでしょう。

生協の組合員であること

労金に出資している生協の組合員および本人と生計をともにしている家族も対象となります。「生協会員の組合員および同一生計家族の方」という扱いです。

家庭内で一人でも生協組合員の方がいれば、同居している家族皆が同じサービスを受けられるのがメリットです。

先に説明した「団体会員の構成員」もしくはこの「生協会員の組合員および同一生計家族の方」のどちらかに該当していれば、次の項目で説明する「一般勤労者」よりも低い金利が適用されます。

勤務先に労働組合がない方でも、近くの生協の組合員に加入することで、審査に有利になり低い金利でお金を借りられるので検討してみてはいかがでしょうか。

ろうきんエリアに住んでいる・勤務していること

街並み、風景

これまで説明した労働組合の団体会員や生協の組合員に該当しなくても、ろうきんのあるエリアに住んでいるか、もしくはその地域に勤務していれば「一般勤労者」として利用できます。

労金は北海道から沖縄まで全国47都道府県すべてにあり、そこからさらに全国13の地域に分かれています。提供しているサービスはエリアごとに異なり、全店舗共通ではないので注意が必要です。

労金のホームページで、お住まいの地域もしくは勤務地のエリアにある店舗を調べてみましょう。

ろうきんは都道府県ごとに次のように分かれています。

  • 北海道ろうきん:北海道
  • 東北ろうきん:青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
  • 中央ろうきん:東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨
  • 新潟ろうきん:新潟
  • 長野ろうきん:長野
  • 静岡ろうきん:静岡
  • 東海ろうきん:愛知・三重・岐阜
  • 北陸ろうきん:福井・石川・富山
  • 近畿ろうきん:大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山
  • 中国ろうきん:鳥取・島根・岡山・広島・山口
  • 四国ろうきん:徳島・香川・愛媛・高知
  • 九州ろうきん:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
  • 沖縄ろうきん:沖縄

労金ローンの種類

労金ローンには、目的別ローンと使い道自由なフリーローンの2種類があります。

中央ろうきんのローンを参考に一部掲載いたします。

また、今回ご紹介しているカードローン(マイプラン)について最後に解説するので、ぜひお読みください。

目的別ローン

家、車、ローン

労金では、ライフステージに合わせた目的別ローンを提供しています。

  • カーライフローン:車やバイクの購入・免許取得・車検・修理費・他社ローンの借り換え
  • 教育ローン:入学金・授業料・アパートや下宿への入居費など
  • 住宅ローン:住宅の購入資金など
  • リフォームローン:住宅のリフォーム・増改築等
  • 福祉ローン:介護費用・入院費用・教育関連費用・災害からの復旧のための生活費等

このほかにも、借り換え及び買替ローン・無担保住宅借り換えローン・フラット35・NPO事業サポートローン・自治体提携融資制度及び利子補給制度など、さまざまな種類のローンが用意されています。

フリーローン

お金、計算機

冠婚葬祭や引っ越し、医療費や美容代など幅広いシーンに対応できるのがフリーローンです。融資期間は最長10年であるため、計画的で無理のない返済が可能です。

フリーローンでは他社で借り入れしているローンの借り換えや、複数ローンを一つにまとめられるのがメリットです。

複数ローンは返済計画が立てづらいことがありますが、一本化することで毎月の返済額を一定にし、より計画的に返済できます。

また、利息の支払額も軽減できます。「複数の会社からお金を借りていて、同じ月に返済日がいくつもあって困っている」という方は検討してみてはいかがでしょうか。

労金では、ホームページでローンのシミュレーションができるので、こちらも活用してみるとよいでしょう。

カードローン(マイプラン)

カード、スマホ

生活費から旅行代など、日々の支払いに自由に利用できます。

融資金額は最高500万円で、ATMを利用して好きなときに引き出せるため、急な出費にも困りません。

利用限度額によって金利が変わる一般的なカードローンと違い、一律金利で借りられます。

また、銀行・ゆうちょ銀行・コンビニなどのATM引出手数料のキャッシュバックサービスがあり、実質ATM手数料は無料になるのがメリットです。

フリーローン同様、他社ローンの借り換えでより低い金利で借りられ、また複数ローンを一つにまとめられるので、利息の支払い額の軽減計画的な返済が可能です。

労金でお金を借りるメリット

労金の特徴の一つは、営利を目的としない金融機関であることです。そのため営利目的の銀行や消費者金融などと比べて、低い金利が魅力といえるでしょう。

また、労金ではローンについて丁寧な相談対応を行っています。店舗やオンラインだけでなく、団体会員であれば職場でも相談できるので便利です。

借り入れ後も返済相談やローン以外の商品案内など、トータルで厚くサポートしてもらえます。

ローンを上手に利用するにはさまざまな面から比較することが必要です。まずはメリットを知りましょう。

低金利

金利、計算

労金は非営利組織であるため、銀行と比べて金利の低さが魅力です。

他機関のカードローンは借り入れ金額が少額でも、10%以上の金利が適用される場合があります。低金利の労金に借り換えれば返済総額を減らせる可能性があるので、ぜひ検討してみましょう。

また、労働組合など団体会員の構成員の場合は、居住地もしくは勤務地が労金エリア内にある「一般勤労者」よりもさらに低い金利で借りられます。

18歳から利用できる

若い人、お金

成人とみなされる18歳になれば、親権者の合意がなくてもお金を借りられます。しかし、銀行や消費者金融では満20歳以上を条件としているところが多いのが現状です。

労金では、一部地域を除いて18歳以上を対象にローンのサービスを提供しています。

労金でお金を借りるデメリット

ローンを利用する際は、申し込みをする前に慎重に検討することが大切です。

労金のローンは、働く人を対象としたものであり、一般的に審査が厳しいというデメリットがあります。また、申し込みの際に店舗に行く必要もあります。

メリットだけではなくデメリットについても知り、スムーズな利用・返済へと繋げましょう。

審査が厳しい

審査、人物

労金でお金を借りるデメリットの一つは、融資の審査が厳しいことです。

労金カードローンを利用するには、満18歳(地域によっては満20歳)~65歳までという年齢のほか、継続して安定した収入があるなど、労金が定める基準を満たしている必要があります。

収入に関しては、前年度の所得が150万円以上という明確な基準が設けられているので注意しましょう。

また、同じ勤務先に1年以上勤務している必要もあります。自営業であれば、3年以上事業を継続していることが条件です。

さらに、カードローンの審査は各労金がそれぞれ指定している保証機関に委託されています。そのため保証機関独自の基準も満たさなければいけません。

審査期間が長い

時計

仮審査を経て本審査が行われます。各審査とも厳しい基準が設定されているため、それぞれ1週間以上の時間がかかります。

そのため即日融資を希望される方は、消費者金融での借り入れがおすすめです。

なお、労金に口座を持っていない人は、審査の申し込みと同時に口座の開設も行われるため、さらに時間がかかることを想定しておきましょう。

「早くお金を借りたい」という方は注意が必要です。

来店が必要

契約、サイン

仮審査はWebから申し込みができますが、本審査は店舗に直接行かなければなりません

労金の店舗は必ずしも駅前などのアクセスがよい場所にあるわけではないので、あらかじめ店舗の場所を調べ、問題なく行けるか確認しておく必要があります。

自宅にいながらスマートフォンで申し込みができるWeb完結型マイプランもありますが、通常のマイプランに比べて利用制限が多いのがデメリットです。

一括返済が必要なケースがある

カード、紙幣

地域によっては、転職や退職のタイミングで借りたお金を一括返済しなければいけない場合があります。

契約時に「団体会員の構成員」として申し込みをしていると、退職や転職を理由に労働組合を抜けた場合、一括返済しなければいけません。

ローンの申し込み時に返済の規約を確認しておくとよいでしょう。

労金のカードローンを利用する手順

労金のカードローンを利用するためには、まずWeb上で仮審査に申し込みます。仮審査通過後、本審査があります。

本審査の申し込みは直接店舗へ行かなければいけません。

両方の審査に通過し、ローンカードが発行されれば利用開始です。すべての審査を終え、ローンカードの発行まで2週間~1ヶ月ほどかかるので余裕をもって申し込みましょう。

仮審査に申し込む

スマホ、申込み

公式サイトから仮審査の申し込みを行います。仮審査はWeb上で申し込めます。

労金の口座を持っていない場合は、仮審査と同時に申し込みましょう。

中央ろうきんで申し込む際に必要な書類の一覧を載せるので、参考にしてみてください。

  • 借り入れ申込書
  • 個人情報の収集・保有・利用・提供に関する同意書
  • 本人確認書類(運転免許証・個人番号カードなど)
  • 収集確認資料(給与(在籍)証明書・源泉徴収票など)
  • 勤続年数確認資料(健康保険証の写し・給与(在籍)証明書)
  • 普通預金口座の届出印

仮審査

チェック、ルーペ

仮審査は、各地域の労金が利用している保証会社によって行われます。

消費者金融や銀行での借り入れと同様に、現在の収入状況のほかに過去の借り入れ状況も審査対象となります。

審査結果通知・本申込み

申込み

申し込み時に入力したメール宛に、仮審査の結果が届きます。

仮審査を通過したら、店舗にて正式に申し込みをします。本審査で行われるのは借り入れの意思確認や本人確認です。

なお、申し込みをする際は以下の書類があるとスムーズに進むので用意しておきましょう。

  • 見積書・売買契約書など(ローンの対象となるものの価格・概要のため)
  • 運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証など(本人確認のため)
  • 源泉徴収票など(収入を確認するため)

審査承認

カード

本審査の結果もメールで通知されます。

審査内容をもとに融資限度額や適用金利が決定するので、確認しましょう。

その後、ローンカードが発行されると自宅に郵送で送られてきます。

労金はカードローンの借り換えにも最適

返済、ローン

労金は、提供しているローン全体で金利を低く設定しているため、カードローンの借り換えに適しています。

現在借りているローンの金利が高く、利息の支払いに悩んでいる方や、複数の消費者金融や銀行からお金を借りている方は、低金利の労金ローンへの一本化も検討してみるとよいでしょう。

無理のない返済を心がけましょう。

すぐにお金が必要な場合は消費者金融がおすすめ

お金

労金は、働く人を対象とした福祉金融機関であるため、審査の基準が厳しく、審査通過までに時間を要します。

「口座を開設することなくカードローンを利用したい」「できるだけすぐにお金を借りたい」という方は、即日融資が可能な消費者金融がおすすめです。

労金のカードローンを詳しく知りたいときは

女性、おすすめ

労金では、ローンの使い方について無料で相談を受け付けています。

金利・返済期間・返済総額を確認しながら返済計画を立てられるので、安心して利用できるでしょう。

労金の公式ホームページに全国の店舗一覧が掲載されているので、最寄りの営業店を確認のうえ、問い合わせてみることをおすすめします。

店頭・オンラインでの相談予約はWeb上から申し込めるので気軽に相談してみましょう。

低金利で借りられる労金のカードローンを活用しよう

おすすめ、カードローン

ローンの基本は借りたお金をきちんと返すことです。返せるかどうかをよく考えたうえで、借りる金額を決めましょう。

その際、金利がどのくらいかかるか調べ、他社と比較するのも重要です。労金のカードローン(マイプラン)なら低金利で借りられるのでおすすめです。

一般的なカードローンの場合は、利用限度額に応じて金利が設定されますが、労金のカードローンは取引内容に応じて金利が決定します。

一律金利なので、利用限度額が金利に影響することがありません。

ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。