仕事を辞めてしまって無職だけれど、急にお金が必要になった。お金を貸してくれるところはないだろうかと考えることもあるでしょう。
まったく仕事に就いていないニートであっても、少しまとまったお金が必要になることがあります。
こちらでは失業中やニートでもお金を借りられる方法について解説し、また利用しては危険な方法もお伝えしています。
無職でもお金を借りる方法を知りたい人は、ぜひ参考にして危険を回避しながら安全なお金の借り入れを検討してください。
無職でもお金を借りられる?
無職でお金を借りることができるかというと、通常のカードローンや銀行での融資は難しいといわざるを得ません。
ただ、失業中であるのなら公の制度などで支援を受けることも可能なので、あまり悲観的にならないでください。
またニートの場合には特にお金を借りることは難しくなってしまいます。今できることでお金を確保することを考えてください。
決して無理な借り入れをすることのないように、安易に悪徳業者の甘い言葉につられることのないように注意が必要です。
それでは具体的に失業中の人や、ニートといわれる人がお金を借りられる方法について解説していきましょう。
失業中にお金を借りられる方法は?
失業中の人に対しては、さまざまな公的支援制度があります。失業保険の支給対象となっていない人への支援制度もあるのでご紹介します。
求職者支援制度
お金を借りるということからは少し外れますが、失業者が再就職やスキルアップを目指すために給付金を受けながら職業訓練を受講できる制度です。
条件を満たしている場合には月10万円の給付を受けながら、ビジネスパソコン科やオフィスワーク科などのさまざまなコースを受講できます。
求職者支援制度で給付金を受けながら職業訓練を受講するために必要な条件は、次のようになります。
- ハローワークに求職の申し込みをしている
- 雇用保険受給資格者でないこと
- 労働する意志や能力があること
- ハローワークが必要を認めた人
- 本人の収入が月8万円以下
- 世帯の中に給付を受けている人がいないこと
条件はありますが失業保険を受けられない失業者にとっては、再就職のためのスキルを身に付けられ月に10万円の支給給付は助かるのではないでしょうか。
まずは再就職が有利になるコースを受講して、給付金を得ながらスキルアップを目指すこともお金を得る1つの方法といえるでしょう。
生活福祉資金貸付
とにかく今お金が必要という人のためには、生活福祉資金貸付という制度があります。
生活福祉資金貸付は低所得者や障害者などに向けて実施される救済制度で、それぞれの世帯の状況や必要に応じて貸付を行っています。
生活福祉資金貸付を利用できる世帯については次のように定められており、該当する世帯からの申し出を受けて審査の後貸付が受けられるのです。
- 低所得世帯で必要な貸付を他で受けられない世帯
- 障害者を有する世帯
- 65歳以上の高齢者を有する世帯
また貸付に関しては総合支援資金・福祉資金・教育支援資金・不動産担保型生活資金の4つの種類があります。
総合支援資金はさらに、生活支援費・住宅入居費・一時生活再建費の貸付資金の種類に分けられるのです。
必要な資金の貸付条件で申し込みを行いますが、貸付資金の種類によって申し込み先や貸付までの流れが違っているので確認が必要です。
例えば総合支援資金の貸付を希望する場合は、自立相談支援事業の利用が貸付条件となり、申し込み先は自立相談支援事業となります。
自立相談支援事業で申し込み内容を確認した上で、貸付を受けることが妥当とされた場合のみ都道府県社会福祉協議会での審査を経て貸付となります。
生活福祉資金貸付は貸付を受けて生活を立て直し、社会生活を送ることを目的として給付されるものです。
貸付を受けられた後も生活を立て直している旨の連絡や就職活動状況など、こまめに相談したり指導を受けたりする必要があるのです。
お金が借りられたら後は自由にしたいなどという訳にはいかないので、充分に内容を確認した上で検討されることをおすすめします。
生命保険の契約者貸付制度
公共の融資を受ける場合は多くの条件を満たす必要があり、また貸付までに日にちがかかる場合もあるのです。
とにかく今すぐにお金が必要という場合には、生命保険の契約者貸付制度を利用して貸付をうけるという方法もあります。
契約者貸付制度とは、生命保険の解約返戻金を担保に貸付を受けるという方法です。解約返戻金の無い掛け捨ての保険の場合は対象となりません。
貸付額は解約返戻金がどれだけあるかで違いますが、解約返戻金の70~80%の貸付額のところが多いようです。
返戻金を担保に借り入れるのですから比較的簡単に手続きでき、審査なしでスムーズに借入することができます。
返済も都合の良いときに元金と利息をまとめて返済したり、利息のみを返済したりと自分のペースでできるのも魅力です。
お金が必要なので生命保険を解約しようと考えるなら、契約はそのままで借入できる契約者貸付制度を検討されるとよいでしょう。
家賃の支払いのためのお金が必要なら住居確保給付金
失業してしまい、家賃の支払いができなくなったためにお金が必要な場合には、住居確保給付金を利用できます。
住居確保給付金は失業した人が再度職を得て、自立した生活を送れるための支援の一環として給付されるものです。
給付金は申し込み者にお金で支給されるものではなく、直接不動産オーナーに家賃として支払われます。
家賃額が上限額内の場合は全額負担してもらえますが、上限を超える場合差額分は申し込み者の負担となるので注意が必要です。
また給付の上限額は地域によって違うため各自治体で確認が必要になります。申し込み時に各自治体の住居確保給付金の窓口に問い合わせてください。
ニートがお金を借りる方法は?
失業のために無職になった場合と違い、最初から仕事に就いていないニートと呼ばれる人のお金の借入については少し厳しいものがあります。
物品をお金に換えるなど、できることを考えていきましょう。そしてできることをした上で最終的に家族に相談することをおすすめします。
質屋を利用する
お金に換えることのできる物品があれば、質屋を利用することが可能です。質屋は物品を担保にしてお金を借りることができるのです。
最近ではお金の貸付よりも物品の買い取りに力を入れている質屋も多く、質草といわれる物品が不要ならば売却してお金に換えることもできます。
借入希望の場合は質草(担保物品)にできるものはブランド商品や貴金属などですが、本人確認書類さえあれば審査もなく借入が可能です。
質屋での借入までの流れは次のようになります。査定金額に納得いけば質札と呼ばれる証明書と現金を手にできます。
- 質草となる物品を持って来店する
- 物品の査定金額提示
- 本人確認
- 現金受け取り
質札は返済期日などが書かれた預かり証となるので、特に大切なものを質入れして返却したい場合には大切に保管してください。
質屋の返済期日は3ヶ月ですが、それまでに利息と元金を返済できれば質草を返却してもらえます。
返済できない場合質草は質流れとなり、質屋の所有となります。返済期日に利息のみを支払うことで質流れを防ぐことも可能です。
質草を返却してもらわなくてもよいのなら、もちろんお金を返済する必要はありません。これも質屋の特徴になります。
質屋を利用するメリットは品物を預けることで、即日審査なしで借入ができ、返済期日までに利息とともに返済すれば品物は返却してもらえる点です。
ただし質屋の金利はカードローンなどに比べると高利になっているため、返済時には高額な利息が必要になる場合もあります。
金利は質屋によりかなり違ってくるので、しっかりと確認した上で利用するようにしてください。
リサイクルショップに不用品を売る
ニートの人が比較的簡単にお金を手に入れる方法の1つに、リサイクルショップなどに不用品を売ることが挙げられます。
リサイクルショップ以外にもインターネットのフリマサイトを利用するなど、不用品を売却してお金にしている人は多いです。
リサイクルショップに物品を持ち込んで買い取ってもらう場合は、その場で現金を手にできる気軽さがあります。
査定額に納得がいかなければ物品を持ち帰ることもできるし、不用品ならわずかな金額でも売れるに越したことはないでしょう。
インターネットのフリマサイトは、自分自身で不用品に値段を付けて売ることができるので納得して利用できるのではないでしょうか。
もちろん不用品の処分なので、余程高額なものを売る以外には必要なだけの金額がすぐに手に入れられるということにはなりません。
家族に相談してみる
どうしてもお金が必要で、できることはしてみたけれどまだ必要金額に達しないという場合には、家族に相談してみましょう。
実はお金を借りる手段として、家族を頼るのは一番難しいと考えられる方法でもあるのです。
借りる方も家族には心配をかけたくないと考えますし、貸す方も家族だからこそ無理でも何とかしてあげたいと考えます。
ときには争いや確執のもとになってしまう場合もあるのです。家族にお金を借りる場合にはきちんと使用目的や返済の可能性も含めて話しましょう。
そして借りることができたなら、少しずつでも返せるようにアルバイトやできる仕事を探す努力も必要です。
無職でお金を借りるときに利用してはいけない方法
無職の人がお金を借りるための方法についてお伝えしていますが、通常カードローン会社などでお金を借りるにはどうしても勤務先が必要です。
銀行や貸金業者のすべての貸付条件には、毎月安定した収入が見込まれる人と挙げられているのです。
しかし無職であっても急にお金が必要になることもあります。そんなとき、つい利用してしまいがちで絶対に利用してはいけない方法があるのです。
次に利用することで困った事態に陥ってしまうお金の借り方や行ってはいけない方法について解説します。
ヤミ金業者
ヤミ金業者とは貸金業として守らなければいけない貸金業法を守らず、高金利での貸付や違反となる取り立てなどを行う業者をいいます。
貸金業の登録をせずにお金を貸す業者がほとんどで、貸金業法の上限金利を大幅に超える金利で詐欺まがいの被害を及ぼすこともあるのです。
「無職・ブラックOK」「審査なしで誰にでも貸します」などと、特にカードローンなどで借入ができない人をターゲットにして借入を促します。
このような広告や誘いのメールなどには決して惑わされないことが大切です。怪しいと思ったら登録番号や所在地が明記されているか確認してください。
ソフトヤミ金
ソフトヤミ金はヤミ金と同じように貸金業法を守らず高金利での貸付を行うものの、ソフトな応対が特徴です。
そのため、つい安心して借入してしまう人も多いのです。借入してしまうとヤミ金融と同じ高金利に悩まされる結果となります。
恐喝まがいの取り立てはしませんが、返済が滞ると手のひらを返したように態度を変える業者もあります。くれぐれも注意してください。
ヤミ金もソフトヤミ金も金利の高さでの被害の他、安易に借りてしまったために次々と詐欺まがいの借金を背負わされるなどの被害があります。
甘い誘い文句には決して惑わされないように気を付けてください。
クレジットカードの現金化
無職の人がつい利用してしまいがちで使ってはいけない方法に、クレジットカードの現金化があります。
クレジットカードの現金化とは、クレジットカードを使いブランド商品を購入して、それを買い取り業者に売ってお金を得ることです。
今すぐにお金が必要なときに手軽に行ってしまいがちな方法です。個人で現金化を行う以外に現金化をうたいお金を貸す業者もいます。
価値のない商品を高額でクレジットカード購入させ、キャッシュバックと称した現金を受け取るというものです。
法律に違反しているわけではありませんが、顧客側は購入したクレジットカードの支払も残り、購入金額とキャッシュバックの差額分の損となります。
個人で商品を購入して転売した場合も、ほとんどが購入金額よりも安い金額で売るのですから結局はかなりの損をすることになるのです。
クレジットカード会社では、このようなクレジットカード現金化を厳しく禁止しています。絶対に行わないようにしてください。
個人間融資
業者ではありませんが、もう1つ利用しない方がよい借入方法に個人間融資があります。
個人間の融資というと以前は友人や知人にお金を借りることをいいましたが、今はインターネットなどで個人的にするお金の貸し借りが多いです。
SNSでの「お金貸します」というコメントから、簡単に借りられそうだし業者じゃないから安全と借入してしまう人も多いのです。
個人とうたっていますが、この個人間融資というところに大きな落とし穴があります。
貸金業者の法律、貸金業法では上限利息が定められていて、上限年率20%を超えての貸付は出資法にも違反することから刑事罰対象となります。
ところが個人間融資の場合には「年率109.5%」という高金利が認められているのです。取り立てについても同様で厳しい規制がありません。
ヤミ金融よりも個人間融資の危険性がずっと高く、うっかり借りてしまうと高い利息とやくざのような取り立てが待っている可能性が高いのです。
無職でお金を借りるのが難しい理由は?
お伝えしたように、無職の人がお金を借入することは難しいということがお分かりいただけたと思います。
何故カードローン会社や銀行での融資が受けられないのでしょうか。その理由はいくつかあります。
- 無職では収入がないと見なされる
- 法律で貸付額が年収の3分の1以内と定められている
- 返済能力がないとみなされる
カードローンなどの貸付には必ず安定した収入がある人という条件があります。これは消費者金融でも銀行でも同じです。
仕事がないことは安定した収入が得られないと判断されます。安定した収入がないことは毎月の返済能力もないとみなされるのです。
極端にいえば、たとえ資産があっても無職では銀行や貸金業者からお金を借りることはできないのです。
またこれは消費者金融など貸金業者の法律ですが、貸金業法では総量規制が定められているため、年収の3分の1以上の貸付は禁止されています。
無職の場合、年収がなしとみなされるので貸付を行うことは不可能となるのです。たとえ信用実績を積んでいても勤め先がないと借入はできません。
ただ、アルバイトやパートで少額であっても収入がある場合には少額借り入れは可能になります。
無職になる前にやっておくべきことは?
急にお金を借りたいと思っても、無職では借入が難しいことはお分かりいただけたでしょうか。
もちろん無職になりたくてなった訳ではないでしょうし、予測もできないことかもしれません。
それでも無職になってしまう前にできることはたくさんあります。どのようなことがあるのか紹介していきましょう。
カードローンの契約をしておく
カードローンはお金が必要なときに慌てて契約するのではなく、あらかじめ契約しておくといざというときには強い味方になってくれます。
もちろん会社を退職した場合には変更の届けが必要になりますが、在籍中であればカードローンを作ることは可能です。
特にカードローンを利用する予定がなくても申し込みはできますし、カードが届いてから必要なときに利用すればよいのです。
クレジットカードを作っておく
また、クレジットカードを作っておくこともおすすめします。クレジットカードにもキャッシング機能が付随しているのでキャッシングも可能なのです。
クレジットカードも退職した時点でその旨申し出る必要はあります。キャッシング機能は申し出とともに利用できなくなりますがショッピングは可能です。
半年分くらいの生活費を貯金しておく
どのような状況であっても、もし無職になったらと仮定して半年分くらいの生活費は貯金しておくとよいでしょう。
失業保険を受給して早めに就職先を探す努力も必要です。失業保険の受給資格がない場合は、お伝えした求職者支援制度を利用するのも方法の1つです。
無職になる前に契約しておきたいカードローン
無職になる前に契約しておきたいカードローンですが、やはり安心して利用できるのは大手消費者金融のカードローンではないでしょうか。
大手消費者金融のカードローンの特徴をそれぞれ紹介しましょう。ぜひ自分にあったカードローンを見つけてください。
アコム
カードローンランキング3部門で1位というアコムは、初めての人にも手続きがわかりやすい即日融資にも対応している消費者金融です。
三菱UFJフィナンシャルグループのアコムには次のような特徴があります。
- 30日間無利息
- 最短30分での融資が可能
- 利息は使った分だけ
- 選べる返済方法
- クレジットカードも作れる
契約の翌日から30日間は利息なしで借入できます。利息は使った日にちだけなので契約日の翌日に借入して30日以内に完済すれば利息は0円です。
即日融資にも対応できる最短30分で融資完了のスピード審査も魅力です。都合に合わせて返済方法を選べることも安心につながります。
またアコムはカードローン会社でありながらクレジットカードの発行もできるのです。これはアコムならではの特徴といえるでしょう。
アイフル
大手消費者金融アイフルは、アプリ評価4.5以上の多くの人に親しまれているカードローン会社です。特徴を挙げてみましょう。
- 最短25分で融資可能
- スマホで簡単取引
- 30日間利息無料
- Web完結で郵便物なし
最短25分での即日融資が可能です。借入も返済もスマホで簡単にできるので使いやすいのも特徴です。
もちろん30日間利息無料を利用できます。アイフルはWeb完結での申し込みが可能なので誰にも知られることなくカードローンに申し込めて安心です。
プロミス
初めての利用客満足度オリコン1位のプロミスは初めての顧客への特典が充実しています。特徴を挙げましょう。
- 最短15秒回答25分で融資完了
- 30日間利息無料
- Vポイント1000ポイントプレゼント
- Web完結で郵送物なし
いくら借りられるか最短15秒で回答してもらえます。もちろん即日融資も可能でWeb完結なら郵送物も届きません。
初めての契約で30日利息無料に加えて最大1000ポイントのVポイントがもらえる、初めてカードローンを作る人には魅力のカードローンです。
レイクALSA
レイクALSAの大きな特徴に無料利息期間の長さがあります。特徴を挙げてみましょう。
- 最短15秒で審査回答、25分で融資可能
- 選べる利息無料期間60日間と180日間
- カードレスでの借入もOK
- 借り入れも返済もコンビニで
初めてなら選べる無料期間がレイクALSAの大きな特徴です。Web申し込みに限りますが、何と60日間も利息無料が選べます。
さらに5万円までなら180日間何度でも利息無料の特典も選べるのです。カードレスで借入もスマートにできるのも特徴の1つです。
SMBCモビット
SMBCモビットはスピード感と安心感の両立が特徴のカードローンです。特徴は次の3つです。
- Web完結で電話も郵送物もなし
- 24時間いつでも申し込み・借り入れ・返済できる
- 利息は使った日にち分だけ
Web完結なら在籍確認も郵送物もないので、誰にも知られずカードローンを作れます。利息は使った分だけで一括返済も可能です。
それぞれのカードローンに特徴があるので、確認して自分にあったカードローンを無職になる前に作ってください。
カードローンは利用した日にち分の利息で済む、安心できる借り入れ方法です。いざというときには、計画的に使ってピンチを乗り切ってください。
専業主婦がお金を借りる方法は?
仕事を持たない専業主婦もカードローンなどの申し込みでは無職ということになってしまいます。
総量規制対象のため、収入のない専業主婦は消費者金融への申し込みはできません。
ただし専業主婦の場合は無職といっても配偶者に安定した収入があれば、銀行カードローンでの借入が可能になることもあります。
配偶者に安定した収入があれば銀行カードローンが利用できる可能性も
消費者金融のカードローンの場合は貸金業法の総量規制により、無職である専業主婦には貸付を行うことができません。
しかし貸金業法の管轄でない銀行のカードローンでは、配偶者に安定した収入があるなら借入が可能です。
もちろん審査があり審査の結果融資できないこともあります。また借入金額も少額になることが多いです。
銀行カードローンでなおかつ専業主婦の申し込み可と条件にあるカードローンを選んで申し込みを行ってください。
配偶者貸付のあるカードローンを利用する
消費者金融では専業主婦への貸付は原則行っていませんが、総量規制には例外があり配偶者貸付もその例外の1つです。
配偶者貸付とは配偶者の年収を合わせた合計額の3分の1以内の貸付を行うことで、配偶者に安定した収入があれば貸付できるというものです。
専業主婦が消費者金融のカードローンを利用するのなら配偶者貸付のあるカードローンを選んで申し込む必要があります。
ただ配偶者貸付は配偶者の同意が必要となっており、対応している消費者金融も多くないのが実情なのです。
クレジットカードのキャッシングを利用する
クレジットカードのキャッシング枠がある場合にはもちろんキャッシングを利用できるのですが、クレジットカードも総量規制の対象となります。
収入のない専業主婦はクレジットカードでショッピングはできても、キャッシング枠は0となります。
もしもキャッシング枠があるのなら、クレジットカード会社に確認が必要です。専業主婦であることを伝えてキャッシング枠を確認してください。
専業主婦がお金を借りたい場合には、専業主婦への貸付に対応している銀行のカードローンを選ぶようにしてください。
就職前の学生がお金を借りる方法は?
大学生や専門学校の学生がお金を借りる方法として、最も多いのは学生ローンです。学生ローンは文字通り学生のためのローンとなります。
ただ学生ローンも消費者金融なので総量規制対象です。まったく収入のない場合には借り入れはできません。
少額でもアルバイトなどで収入があることが必須となります。学生を対象としたローンの特徴を挙げてみましょう。
- 学生を対象
- 振り込み融資
- 返済は店頭・振り込み返済
- 返済額が自由なローンもある
- 限度額が少額
- 18歳以上可の場合が多い
学生(大学・短大・専門学校生など)のみを対象にしたローンでカード発行ではなく振り込み融資が多いです。
返済も店頭に持ち込み返済か振り込み返済となっているところが多いのも特徴で、中には現金書留での返金となっているローン会社もあります。
返済額は利息のみ毎月返済し元金は自由返済という会社もあります。もちろん融資された金額の使い道も自由です。
限度額が少額なのも学生ローンの特徴です。また年齢制限が18歳以上となっているのも学生ローンならではの特徴の1つでしょう。
学生であっても総量規制の対象外にはならないので、アルバイトなどの収入が必要です。
年収の3分の1以内の貸付となりますが、5万円~10万円くらいまでの貸付額が多くなっています。
無理のない融資額で毎月きちんと返済することで社会に出るまでの信用実績を積むようにしてください。
アルバイト収入がある学生なら、大手消費者金融のカードローンへの申し込みも可能な場合もあります。
学生の申し込み可となっているカードローンを選んで申し込むようにしてください。ただ年齢制限が20歳からの場合もあるので注意が必要です。
高齢で不動産を持っているならリバースモーゲージという方法も
高齢者の場合定年退職後も仕事をしている人もいますが、年金受給で生活をしている人が多いです。
年金生活で日頃は不自由していなくても、ときにはまとまったお金が必要になることがあります。高齢者がお金を借りる方法はあるのでしょうか。
カードローンの年齢制限は65歳や69歳となっており、70歳以上では申し込みできない場合が多いのです。
中には高齢者を対象にしたローンを扱っているところもありますが、年金生活の場合は月々の返金額が負担になることもあるでしょう。
そんなシニアの方におすすめしたいのがリバースモーゲージです。リバースモーゲージとは自宅を担保にして生活資金を借り入れる方法です。
もちろん借り入れ後も自宅にそのまま済み続けて、死亡後に自宅を売却して借り入れ金額を返済する仕組みになっています。
リバースモーゲージには民間金融機関と国(社会福祉協議会)の扱うものがあり、少しずつ内容が違っているので解説します。
大きな違いは貸付金額の制限です。国の扱うリバースモーゲージは1ヶ月あたり30万円と制限され、民間金融機関では一括貸付が可能です。
返済に関しては、民間金融機関では月々利息のみ返済し本人死亡後自宅売却などで一括返済となります。
一方国の場合は本人死亡などで契約が修了したときに相続人が元利一括して返済するのです。
国の扱うリバースモーゲージは主に低所得者を対象としており一定を超える所得者は利用できません。
反対に金融機関の申し込み条件は一定以上の所得がある人となっている場合が多いです。
無職でもお金を借りるための情報を知りたいなら
無職の人がお金を借りる方法について解説しましたが、無職での借り入れが難しいことはお分かりいただけたと思います。
それでも失業中の人が生活しやすくなるための支援やお金を得る方法など、さまざまな方法で乗り切ることは可能なのです。
ただ、無職の人をターゲットにして法外な高利でお金を貸付たり、個人情報を盗み取ったりする業者がいるのも事実です。
そのようなヤミ金融(悪徳業者)の誘いに乗ることのないように、充分に注意をしながらお金を借りることが大切になります。
危険を回避しながら安全にお金を借りられる、安全な情報をしっかりと取り入れることが必要なのです。
無職でもお金を借りられるお金を得られる、そんな情報をもっと知りたいならぜひカードローンキャッシングマスターを利用してください。
無職でお金を借りるなら危険な方法を利用しないように注意しよう
どうしてもお金が必要なときに「無職でも借り入れできます」「審査なし」などと勧誘する業者があると、つい申し込んでしまいがちです。
このような業者はヤミ金融の場合がほとんどです。決して申し込むことのないようにしてください。
無職でお金が借りたい人は、悪徳業者にとって絶好のターゲットとなりかねません。危険な方法を利用することのないように注意が必要です。
カードローンキャッシングマスターでは、利用してはいけない危険な方法についても解説しています。参考にしながら安全な方法を試してください。