新型コロナウイルスなどの影響で収入が減ってしまった・仕事を失ってしまって生活費に困っている・突然病気になってしまい入院にかかる費用が負担となっている・身内が亡くなってしまい急な葬儀代で出費がかさんでしまったーー。
今すぐお金が必要な状況には誰にでも起こり得ることです。お金が必要な状況にも関わらず、金融機関から融資を断られてしまって困っている方もいるのではないでしょうか。
ここでは金融機関からお金を借りる以外の方法や公的な制度・即日融資が可能なカードローンの消費者金融の業者を紹介します。
今すぐお金が必要なのにお金を借りられないときの対処法はある?
予定外の出費がかさむ、仕事を失って収入がなくなってしまい生活に困っているなど、今すぐお金が必要な状況になることもあるでしょう。
収入がなく不安定な状況や過去に債務整理した経験があるなどで、金融機関の審査に通るか不安な方もいると思います。
民間の金融機関からお金を借りる以外にも公的制度を利用したり、不要品を売ったり・日払いバイトをすることで現金を用意することが可能です。
お金を借りる以外でお金を用意する方法
お金を借りる以外にもお金を用意する方法を紹介します。すぐにできるものから時間がかかるものもありますので、ご自身の状況に合わせて選ぶようにしましょう。
不用品を売る
家の中に使っていない不要品はありませんか?すぐに現金を用意するために、不要品を売る方法があります。大きく分けて2つ方法がありますので、それぞれ解説します。
フリマアプリを利用する
メルカリやヤフオク・楽天ラクマなどのフリマアプリでは、人気商品が高値で取引されることもあります。デメリットとしては1つ1つ出品して梱包・発送する作業の手間がかかるので、不要品が多い場合は大変な作業量が発生します。
またいつ売れるか分からないのでお金を受け取るまでに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
買い取り業者を利用する
すぐにお金が必要な場合は、買い取り業者に依頼しましょう。業者によってはその日中に品物を査定して換金してくれます。買取してくれる品物としては、業者により異なりますが家電・家具・楽器・育児用品・スマートフォン・本・ゲームなどです。
買い取り業者には特定ジャンルの買い取り専門店・引越し業者・総合リサイクルショップの主に3種類があり、大まかな特徴は下記の通りです。
- 特定ジャンルの買い取り専門店
楽器専門やバイク専門などジャンル特化型の買い取り業者は、ジャンル特化しているために買い取り価格が高めの傾向です。 - 引越し業者
引越し業者の不要品買い取りサービスは引越し代金も安くなり、不要品を処分することができてお金を工面することができます。 - 総合リサイクルショップ
総合リサイクルショップでは、取り扱っているジャンルが幅広いので、まとめて買取してもらいたいときに便利です。
質屋を利用する
質屋では、品物を売ることでお金を用意できることはよく知られていますが、実はお金を借りることも可能です。質屋からお金を借りることを「質預かり」もしくは「質入れ」といい、所持品を担保とします。
質預かりできる品物は質屋によって異なりますが、主に高級ブランドの衣料品やブランド腕時計・ゴルフ用品・ブランドのバック・財布・貴金属・ダイヤモンドなどの宝石が対象です。
<質屋でお金を借りる流れ>
STEP1 運転免許証などの身分証を用意する。
STEP2 品物を査定してもらい、借りられる金額を確認する。
STEP3 質札とお金を受け取る。
STEP4 質札と身分証をもって借り入れたお金を返済する。
<質預かりの特長>
- 預けた品物の価値を基準に借りられる金額が決まります。一般的に査定額の7~8割の金額が借りられるので、借りすぎてしまう心配はありません。
- 審査や返済能力などの調査がないため、急いでお金が必要になったときに審査不要でお金を借りることができます。
- 返済までの期間は3か月までとなっております。店舗によっては期限を延長してくれますが、延長した分の利息を払う必要があります。
- お金を返せない場合は預けた品物は返却されませんが、返済できないときに催促されることもありません。(質流れ)
- 土日・祝日でも営業している店舗もあります。
- 利息は日割りではなく、月割りで計算されます。1日で返済した場合でも月利息の金額を支払うことになります。
質屋を利用する上でデメリットとなるのが金利です。質屋は「質屋営業法」「古物営業法」によって定められており、消費者金融の貸金業とは異なります。
年収の3分の1までしか借りられない総量規制がなく、上限金利は109.5%となっているので、貸金業の上限金利20%より5倍以上の高い金利が認められています。
質屋の高い金利は法的に認められていますが、店舗によって異なりますので確認してから利用するようにしましょう。
友人・知人に相談する
手持ちが足りない場合など数千円程度のお金を友人に借りた経験がある方はいると思います。
生活費が足りない・冠婚葬祭など急な出費で数万円以上の高額なお金が必要になる場合には、いくら借りるのか・いつまでに返済するのかを記載した借用書を用意して書面に残しておくことをおすすめします。
お金のトラブルは、これまで築いた人間関係を一瞬で壊してしまうリスクがあることを忘れずに、親しい間柄であってもお金の貸し借りは慎重に行いましょう。
単発のアルバイトをする
仕事がない、収入が減ってしまった場合は、無理なくできる仕事を継続する方法もおすすめです。1日~数か月など期間限定で募集している仕事や、UberEatsなどスキマ時間で働く仕事など働き方は多様化しています。
すぐに給料を受け取れる日払いのアルバイトもあるので、急いでお金が必要な方は利用してみてはいかがでしょうか。単発バイトで募集されている職種は下記のように特別な資格やスキルが不要なことも多いので気軽に始めることが可能です。
- イベントスタッフ
- データ入力
- 工場での検品や出荷などの軽作業
- 試験監督
- 引越しスタッフ
単発バイトは人材派遣会社に登録して、日程や職種の希望条件に合う仕事を紹介してもらいます。多くの派遣会社では履歴書を提出して登録を行い、希望のバイトを選んでエントリーするだけで、すぐにお金を稼ぐことができるので、急いでお金が必要なときには便利でしょう。
お金に困ったときに利用できる公的制度
リーマン・ショックやバブル崩壊・新型コロナウイルス感染症の流行などにより不景気は繰り返されてきました。国や自治体などでも、お金や生活に困っている人を支援する制度があります。
がんばっていても生活が楽にならない、借金が減らないなどで困っている人向けの相談窓口やさまざまな支援制度がありますので紹介していきます。
失業保険
失業保険とは、雇用保険のうち再就職を支援する目的で給付される制度です。雇用保険とは、働く人の雇用の安定のために労働者の加入者に支給される保険になります。
<雇用保険の対象者>
- 週20時間以上働いている人
- 継続して31日以上雇用見込みがある人
- 65歳未満の人(65歳以上の人は高年齢被保険者として雇用保険が適用されますが、失業保険が適用されるのは65歳未満の方になります)
<失業保険の受給対象者>
- 現在、失業している
- 退職日以前の2年間に雇用保険加入期間が通算12か月以上ある
- ハローワークに求職の申し込みをしている
<失業保険を受給するまでの流れ>
STEP1 退職した会社から送付されてくる離職票をハローワークに提出します。
STEP2 受給資格が決定後、7日間の待期期間
STEP3 雇用保険受給説明会に参加
STEP4 1回目の失業認定日、失業手当が振り込まれます。
下記の通り、自己都合による退職の場合は、給付制限期間が発生します。
- 会社都合による退職:7日間の待期期間満了後から給付対象
- 自己都合による退職:7日間の待期期間+2カ月間の給付制限期間後から給付対象
再就職もしくは給付期限終了まで、失業認定から手当振込が繰り返されます。受給期間や受給額は「離職時の年齢」「雇用保険の被保険者期間」「退職理由」により、ハローワークが決定します。
現在、失業していて次の仕事が決まるまでに一定額の給付が受けられることで安心感があるでしょう。
求職者支援制度
雇用保険に加入していない人を対象としたハローワークの「求職者支援制度」があります。再就職や転職をしたい方が、月に10万円の給付金を受給しながら職業訓練を受けることができる制度です。
<対象者>
- ハローワークに求職の申し込みをしていること
- 労働の意思・能力があること
- 雇用保険が適用されない人
- 雇用保険の受給が終了した人
- 現在、就労中でも収入額が一定額以下の人
<職業訓練の内容>
- パソコンの基礎スキル
- webアプリの開発
- DTPデザイン・webデザイン
- 医療事務
- 介護福祉
オフィスなどパソコンの基礎スキルをはじめ、クリエイター・医療事務など様々なコースが用意されています。訓練期間は2か月から6か月が多く、最長で2年の長い公共職業訓練のコースもあるようです。
令和5年3月末まで働きながら訓練を受講しやすくなったり、親や配偶者と同居している人が給付金を受給しやすくなったりといった求職者支援制度を利用しやすくするための特例措置がとられています。
職業訓練を受けて資格取得を目指したい人・訓練を受けてスキルアップを目指したい人・働きながら訓練を受けて転職したい人は本制度を利用することをおすすめいたします。
長期的に安定した収入を得られるために有効な手段となりますので、居住地のハローワークに相談してみましょう。
生活福祉資金貸付制度
「生活福祉資金貸付制度」は、低所得者・高齢者・障害者の生活を守るために作られた市区町村の社会福祉協議会からお金を借りることができる制度です。
保証人がいれば無利子でお金を借りることができる資金もありますので、利用条件に当てはまる方はお住まいの地域の社会福祉協議会に問合せてみましょう。
<対象者>
低所得者世帯:必要な資金を他から借りることができない
障害者世帯:障害者手帳などの交付を受けた人がいる世帯
高齢者世帯:65歳以上の高齢者がいる世帯
<資金の種類>
(1)総合支援資金
生活支援費:生活再建までの間に必要な生活費用
住宅入居費:敷金、礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用
一時生活再建費:生活を再建するために一時的に必要かつ日常生活費で賄うことが困難である費用など
(2)福祉資金
福祉費:技能習得に必要な経費及びその期間中の生計を維持するために必要な経費や住宅の増改築・補修等及び公営住宅の譲り受けに必要な経費など
緊急小口資金:緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に貸し付ける少額の費用
(3)教育支援資金
教育支援費:低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校に修学するために必要な経費
就学支度費:低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校への入学に際し必要な経費
(4)不動産担保型生活資金
不動産担保型生活資金:低所得の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金
要保護世帯向け不動産担保型生活資金:要保護の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金
参考:生活福祉資金貸付条件等一覧(※新型コロナウイルス感染症の特例貸付の内容ではありません)
<貸付限度額>
(1)総合支援資金
- 生活支援費: (二人以上)月20万円以内(単身)月15万円以内 貸付期間原則:原則3ヶ月(最長12ヶ月)
- 住宅入居費: 40万円以内
- 一時生活再建費:60万円以内
(2)福祉資金
- 福祉費: 580万円以内 資金の用途によって上限額が設定
- 緊急小口資金:10万円以内
(3)教育支援資金
- 教育支援費:<高校>月3.5万円以内・<高専>月6万円以内・<短大>月6万円以内・<大学>月6.5万円以内
※特に必要と認める場合は、上記各上限額の1.5倍まで貸付可能 - 就学支度費:50万円以内
(4)不動産担保型生活資金
- 不動産担保型生活資金:土地の評価額の70%程度・月30万円以内・貸付期間は借受人の死亡時までの期間又は貸付元利金が貸付限度額に達するまでの期間。
- 要保護世帯向け不動産担保型生活資金: 土地及び建物の評価額の70%程度(集合住宅の場合は50%)・生活扶助額の1.5倍以内
・貸付期間は借受人の死亡時までの期間又は貸付元利金が貸付限度額に達するまでの期間
参考:生活福祉資金貸付条件等一覧(※(※新型コロナウイルス感染症の特例貸付の内容ではありません)
<利子>
連帯保証人を立てる場合は無利子・連帯保証人を立てない場合は年1.5%
※一部条件が異なりますので、詳しくは社会福祉協議会か厚生労働省のホームページを確認しましょう。
貸し付け開始までの生活費を支援する臨時特例つなぎ資金貸付を活用することで、保証人なしで10万円を無利子で借りることもできますので、この制度を活用したい方は社会福祉協議会に相談しましょう。
新型コロナウイルス感染症に伴う公的支援制度
新型コロナウイルスの影響で収入が減ってしまった人向けに社会福祉協議会の公的支援制度があります。「緊急小口資金」「総合支援資金」の2つの資金がありますのでそれぞれ解説していきましょう。
(1)緊急小口資金(※)
<対象者>
新型コロナウイルスにより収入が減少、緊急で一時的な成型維持のために貸付が必要な人
<貸付上限額>
最大20万円以内
<返済開始までの期間>
1年間、分割して返済する場合の期限は2年
保証人も不要で利息はかかりません、申請すれば返済免除されることもあります。
※申請期間は令和4年9月30日で終了となっています。
(2)総合支援資金(※)
<対象者>
新型コロナウイルスにより収入が減少して、生活に困っている人
<貸付上限額>
2人世帯以上で月20万以内、単身世帯で月15万円以内 3か月間
<返済開始までの期間>
1年間、分割して返済する場合の期限は10年
※申請期間は令和4年9月30日で終了となっています。
特例貸付の申し込みは原則郵送で行っており、住んでいる地域の社会福祉協議会に問い合わせてみましょう。厚生労働省のホームページでも申し込みの書類がダウンロードできるようになっています。
(3)新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金
特例貸付の利用が終了した人や、特例措置が承認されなかった人向けに「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」の制度もあります。
<対象者>
- 特例貸付を利用できなかった人で、収入要件を満たす人
- 資産要件を満たす人
- ハローワークで求職活動を行っている人
<支給月額>
単身世帯で6万円、2人世帯で8万円、3人以上世帯で10万円
<支給期間>
令和3年7月以降の申請月から3ヶ月、申請期間は令和4年12月末日まで
厚生労働省のホームページに「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金相談」のコールセンターの案内が掲載されていますので確認するとよいでしょう。
住宅確保給付金
新型コロナウイルスの影響で収入が減ってしまった人で家賃の支払いに困っている人向けに「住宅確保給付金」として家賃相当額を受給できる制度があります。
<対象者>
- 離職や廃業から2年以内で、自分の責任ではなく収入が減ってしまった人。(現在お仕事をしている人も対象です。)
- 世帯年収が収入基準額(※1)以下である人
- 世帯の預貯金合計額が自治体で定める額以下である
- 労働の意思がある人
<給付までの流れ>
STEP1 住んでいる地域の自治体にある生活困窮者自立相談支援機関へ相談・申請
STEP2 必要書類(※2)を申請
STEP3 生活困窮者自立相談支援機関から市や区に申請
STEP4 貸主又は不動産媒介業者等に入金(申請者には送金されません)
※1必要書類は各自治体によって異なります。
※2収入基準額=基準額+家賃額
傷病手当金
病気やケガで長期的に入院することになってしまった場合、給与の3分の2程度の金額を支給する制度です。
<対象者>
- 全国健康保険協会(協会けんぽ)や健康保険組合の加入者
- 仕事や通勤とは関係ない病気やケガで働けない
- 連続して3日間休んでいて4日以上仕事に就けない状態である
- 休業した期間に給与の支払いがない
<給付までの流れ>
STEP1 傷病手当支給申請書の本人による記入
STEP2 傷病手当支給申請書の医師による記入
STEP3 在籍している会社に提出
STEP4 全国健康保険協会または健康保険組合に提出
定期預金の定期預金担保貸付を利用する
銀行やゆうちょに定期預金がある人は「定期預金担保貸付」を利用することができます。定期預金の残高を担保にすることで、お金を借りることができる制度です。
<特徴>
- 定期預金がある人は利用できる
- 定期預金の残高の90%以内の範囲でお金を借りることができる
- 2年間もしくは定期預金の満期日まで借りられる
- 返済は自分の好きなタイミングで普通預金に入金するだけでOK。返済回数や1回の返済金額は自分で決めることができる。
- 約定金利(※)は一般的に5%程度と低金利でお金を借りることができる。
- 利子は日割りで計算される。
- 銀行などの金融機関窓口に書類を提出するだけ。手続きが完了したらATMで引き出すことができる。
- 定期預金が担保となるので、審査が不要ですぐにお金を用意することができる。
- 専業主婦や無職の人でもお金を借りることができる
各金融機関によって条件が異なる場合がありますので、利用する際は確認してから申し込むようにしましょう。
※当事者間の契約によって発生する利息のこと。
生命保険の契約者貸付制度を利用する
積立型の保険の中には、保険を解約した際に解約返戻金を受け取れる保険があります。解約返戻金の範囲内で保険会社からお金を借りられる制度のことを「契約者貸付制度」といいます。契約者貸付制度の特徴は下記の通りです。
<特徴>
- 保険の契約は継続される。
- 金利は2~6%とカードローンよりも低い金利が設定されることが多い。
- 自分が積み立てた解約返戻金をもとに借り入れを行うので、申し込み時の審査は不要。
- 返済しないと保険契約が失効してしまうこともある。
- 借り入れ金額は保険会社や保険商品によって異なりますが、解約返戻金の6~9割となっていることが多い。
自分で積み立てた解約返戻金の範囲内でお金を借りた場合でも、お金の貸し借りには利息がかかります。
申し込み手続きは各保険会社指定の書類を提出する・インターネット・電話で申し込む方法が多いようです。
また申し込み手続き完了から即日~翌営業日くらいまでに登録口座に入金されることが多く、急いでお金が必要なときに便利な制度です。
契約期間などによって解約返戻金が積み立てられていない場合もあります。利息については保険会社や契約期間が長期の場合は利率が安くなるなど、条件が異なりますので、ご自身の契約状況を保険会社に問合せしていただくのがよいでしょう。
職場に貸付制度がある場合も
福利厚生の一環として「貸付制度」を用意している会社もあります。給料を前借りするわけではないため、翌月の給与が減ることがありません。審査は総務や経理によって行われることが多く、特にお金を借りる目的が重視されています。
基本的に会社規定の使い道以外には利用できないことになっており、身内の不幸により葬儀にかかる費用や天災による修繕資金など急遽まとまったお金が必要になったケースが認められることが多いようです。
<貸付制度の特徴>
- 借り入れ限度額は勤続年数などを鑑みて会社規定により決定される。
- 手続きに時間がかかるため、入金までの期間は1か月程度見ておく必要がある。
- 連帯保証人が必要となる会社が多い。
- 2%~4%の低い金利で借りられる会社が多い。
会社によって借りられる金額や金利・返済方法などは異なりますので、お勤めの会社の総務か経理に確認してみるとよいでしょう。
利用目的によってはカードローンなどの消費者金融でお金を借りるより、低金利でお金を借りることができます。
クレジットカードを持っているなら
クレジットカードは商品などを購入するときに現金を支払わずに購入することができるカードです。
クレジットカードをお持ちであれば、現金がなくても一時的にやり過ごしたり、キャッシング枠があればお金を借りたりすることが可能です。
利用金額に応じてポイントが貯まり、旅行傷害保険などさまざまな特典がついているカードもあります。
手元にカードがあればすぐに使える
クレジットカードの仕組みですが、締め日までに使ったお金を利用金額としてクレジットカード会社から請求が届きます。
請求金額を規定の日に支払うため、手元にクレジットカードがあれば、現金がなくても一時的な金策になるでしょう。支払い方法は下記から選択することが可能です。
<支払方法>
- 一括払い:手数料がかからない支払い方法です。締め日に集計された利用金額を次の支払い日に一括で支払います。
- 2回払い:クレジットカード会社によっては手数料がかからない支払い方法です。締め日に集計された利用金額を次の支払い日と翌月の支払い日の2回に分けて支払います。
- 分割払い:各クレジットカード会社で定めた回数の中から選択して分割で支払う方法です。分割払いの場合、毎月手数料がかかりますので分割回数が多くなればなるほど、手数料の合計額も高くなってしまいます。
- ボーナス一回払い:夏または冬のボーナス月に一括で支払う方法です。手数料はかかりません。
- リボ払い:正式名称は「リボルビング払い」。あらかじめ設定した金額と手数料を毎月支払う仕組みです。
- ショッピングスキップ払い:手数料を支払うことにより、一括払いの支払い月を後から変更できる方法です。
クレジットカード会社によって、選択できる支払い方法や手数料率が異なりますので、利用規約は必ず確認してから利用するようにしましょう。
特にリボ払いには注意が必要です。毎月一定額しか支払わなくて済むため、支払い残高を把握せずに無計画に利用を続けると支払い期間が延びてしまいます。支払期間に応じて手数料もかかりますので、高額な手数料を支払い続けるループから抜け出せなくなってしまう危険性もあります。リボ払いの代表的な支払方式はあらかじめきめた一定額と手数料を支払う「定額方式」と支払い残高に応じた一定額と手数料の「残高スライド方式」があります。
利用する場合は、各クレジットカードの利用規約に目を通し、利用した後は毎月の支払残高・手数料・支払額を把握することが大切です。
キャッシング枠があればお金を借りられる
クレジットカードにキャッシング枠があれば、ATMや店頭からお金を借りることも可能です。クレジットカード作成時に利用限度額を設定して申し込み、審査によって利用限度額が決定します。
<利用方法>
- すでにキャッシング枠があれば、ATMなどで現金を引き出す
- 電話で申し込みして、指定口座に振り込み
- インターネットなどで申し込みして、指定口座に振り込み
返済方法は、翌月1回払いとリボ払いが多いようです。翌月1回払いは、借りた金額を一括で返済する方法です。返済回数と借り入れ期間を短縮することで利息が減り、返済額を抑えることができます。
リボ払いは、毎月一定の金額を返済する方法です。ATMに入金するか口座振替で返済することが可能です。
利息はクレジットカード会社によって異なりますが、実質年利12.0%~18.0%の範囲が多く、「利息制限法」「出資法」の法律によって上限金利が設定されています。
即日発行可能なクレジットカードもある
クレジットカードの新規発行を申し込んだ場合は通常1~2週間ほどかかりますが、現在クレジットカードを持っていなくても即日発行に対応しているクレジットカード会社もあります。
特にスマートフォンで発行できるデジタルカードに対応している場合だと最短5分というスピードでクレジットカードを手に入れることができます。
<利用手順>
STEP1 デジタルカードに対応しているクレジットカード会社を選ぶ
STEP2 「通常発行」「即時発行」を選択する場合には「即時発行」で申し込む
STEP3 審査が通れば、公式ホームページやアプリでカード番号を確認してすぐに利用することができます
クレジットカードは便利なカードではありますが、無計画に利用すると借金を増やしてしまうリスクがあることは理解しておきましょう。利用の際には、自分が支払える程度の利用にとどめることが重要で、使いすぎには注意してください。
カードローンの利用を検討してみよう
お金を借りる以外の現金を用意する方法や、公的な制度を紹介してきましたが条件に当てはまらない方は、消費者金融のカードローンも検討してみましょう。
カードローンとは金利をつけてお金を貸すサービスのことで、各金融機関の審査によって借入額までのお金を借りることができます。ここからはカードローンの特徴や審査の流れなどを解説していきます。
消費者金融のカードローンは即日融資も可能
消費者金融のカードローンなら、最短で当日お金を借りられる金融機関もあります。すぐにお金を借りたい方は即日融資が可能なカードローンを選択するようにしましょう。
<即日融資の流れ>
STEP1 webサイトから申し込みをする
STEP2 必要書類を提出
STEP3 審査結果を確認。審査時間は最短で30分程度の金融機関もあります。
STEP4 契約をする
STEP5 借り入れ
お金を借りるには審査が必要
カードローンの申し込み時には審査が必須となります。カードローンの審査で見られるポイントを知っておくことで申し込みの前に準備しておくことができるでしょう。
また「審査不要でお金を貸す」ことを謳っている業者には注意が必要です。カードローンで審査がないことは絶対にありませんので、闇金業者には注意してください。
審査でみられるポイント
実際のところ、各消費者金融によって審査基準は異なり公表されておりません。どこの金融機関でも返済能力があるか・他社からの借り入れがないかなど共通で見られているポイントがありますので詳しく解説します。
安定した収入があるか
金融機関としては貸したお金を必ず返済してもらわないといけません。そのため借りる人についての信用情報を確認いたします。
信用情報とは、クレジットカードやローン契約に関する情報が記録されている個人情報のことです。今までローンの申し込みをしたことがない人でも、過去にクレジットカードの支払いが遅れてしまったことがあると信用情報に影響します。
また年収・独身か既婚か・一人暮らしなのか同居なのかなど、毎月返済できる状態であるか本人の属性を見て判断されるようです。同じ年収でも、毎月給与が安定している会社員と毎月の収入が読めない個人事業主では会社員の方が有利といえます。
借りられる上限金額は金融機関によって異なり、上記の審査によって貸付限度額が決定されます。
他社から多数の借り入れがないか
カードローンの申し込みをする際に、必ず他社からの借り入れの有無や借り入れ金額を申告する必要があります。消費者金融は利用者を守るために業者に対して規制を定めた法律である「貸金業法」が対象となる業者です。
消費者金融の業者は、融資を受ける人に対して借入金額が収入の3分の1を超える貸し付けを禁止しています。(総量規制)総量規制に違反した業者は業務指導が入ったり、営業停止などの行政処分を受けたりすることになりますので、他社からの借り入れがないかをチェックされます。
他社借り入れでも、奨学金・住宅ローン・自動車ローン・国や自治体からの借り入れなどは対象外ですので申告は不要です。
過去に審査に落ちた場合も諦めないで
過去にカードローン申し込みしたときに、審査に落ちてしまった経験がある人もいるでしょう。金融機関によって審査基準は異なりますので、違う金融機関に申し込んでみるのもおすすめです。
しかし短期間で複数の金融機関に申し込みを行ってしまうと「返済能力に不安ある人」と判断されてしまい、「申し込みブラック」といわれるブラックリストにのってしまう事態にもなりかねません。一度に複数の金融機関に申し込むのは注意が必要です。
申し込み前に簡易的な審査を受けることができる金融機関もありますので、事前に試してみるのをおすすめします。
即日融資可能な大手消費者金融カードローン
消費者金融は大手から中小まで、最近はメルカリやLINEなど異業種からも参入しており、どこの業者がいいか迷っている人も多いことでしょう。すぐにでもお金を借りたい人は即日融資のある大手消費者金融カードローンの利用をおすすめします。
大手消費者金融の特徴としては、即日融資ができるだけではなく無利息サービスなどの利用しやすいサービスがあるところです。はじめて消費者金融でお金を借りる人は、豊富なサービスを展開している大手消費者金融で借り入れするのが安心です。
【サービスの内容】
- 即日融資に対応していれば、すぐにお金を借りたい時に便利
- 融資まで最短25分のスピード対応がある
- 無利息でお金を借りられる期間がある
- 店舗や電話・チャットでの対応など、お客様サポートサービスが充実している
- 勤務先への在籍確認の電話がないので、プライバシーが保護される
- ローンカードの発行なしのカードレスでの対応だと、郵送物がなく家族に気づかれる心配がない
- Tポイントなど、いつも使っているサービスのポイントが貯まる・ポイントで返済ができる
- 事前の簡易審査で、申し込む前に借りられるかを確認することができる
ここでは代表的な5つの消費者金融について紹介します。今日お金を借りたい・お金を借りることを他の人に知られたくないといったご自身の条件に合わせて、どの消費者金融がよいか選ぶ際の参考になれば幸いです。
アコム
アコムは三菱UFJフィナンシャルグループのカードローンです。アプリや公式ウェブサイトからの申し込みは24時間365日受け付けています。
<特徴>
- 借り入れまでは「必要書類提出」「契約」の2ステップで完了
提出方法はアプリもしくは公式ウェブサイトまたは店舗のどちらかになります。疑問などがあれば店舗や電話での申し込みがおすすめです。しっかり検討したい方は郵送での申し込みがよいでしょう。
- 在籍確認は原則なし
勤務先への在籍確認は原則行っていないようです。実施が必要となる場合は事前にアコムからの確認があるため、無断で実施することはないそうです。審査が終わったあとの契約手続きはインターネットまたは店舗で行う。
- 30日間金利0円サービス
アコム利用初めての方は契約の翌日から30日間金利0円で借りることができます。
- カードレス
自宅に郵送物を送ってほしくない人はカードレスを選ぶことができます。
<貸し付け条件>
融資までの時間:最短30分
金利(実質年率):3.0%~18.0%
借り入れ限度額:1万円~800万円
無利息サービス:借り入れが初めての人は30日間無利息サービスがある
担保・保証人:不要
返済方式:定率リボルビング方式
申し込みの年齢制限:18歳 以上(高校生除く)の安定した収入がある人
<借り入れ方法>
口座振り込み(振込手数料0円):楽天銀行に口座を持っている場合、最短10秒で振り込まれる。
ATM:コンビニや金融機関のATMから、外出した先でお金を借りることもできます
<返済方法>
アコムの返済日は35日ごとです。公式アプリをインストールするとプッシュ通知を受け取れるので、返し忘れがなくなります。返済方法はネット返済・アコムのATM・コンビニATM・銀行振込から選択できます。返済に困った場合は、アプリや電話から相談対応もしてくれるそうです。
アイフル
アイフルもアコムと同じくwebで完結できるところが特徴的です。「お急ぎ対応」として申し込みの時間帯によって審査時間の短縮も対応してくれますので、お急ぎの方にはおすすめのカードローンです。
<特徴>
- 希望の人はお急ぎ対応がある
Webで申し込み完了後に受付完了メールが届いたら、アイフルに電話すると優先して審査が開始されます。審査結果を電話かメールで確認して、契約の手続きが完了。契約当日で急いで借りたい場合はアプリからセブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMから借りることが可能です。
- 在籍確認は原則なし
勤務先への在籍確認は原則行っていないようです。実施が必要となる場合は事前にアイフルからの確認があるため、無断で実施することはないそうです。
- 充実したお客様サポート
チャットサービス:公式サイトからチャットで相談できます。平日9時から18時まではオペレーターチャットも利用できる
画面共有サポート:webでの操作で分からないことがあった場合、「画面共有サポート」を受けることができます。オペレーターに画面を共有して、どのような操作をすればいいかを教えてくれるサービスです。インターネットの操作に慣れていなくても安心して申し込むことができるでしょう。
- 30日間金利0円サービス
アイフル利用初めての方は契約の翌日から30日間金利0円で借りることができます。
- 事業資金向けの商品もある
事業資金を借りられる商品もあるので、個人事業主や法人の方でお金を借りたい場合はアイフルを選択肢の一つとして入れてもよいでしょう。
<貸し付け条件>
融資までの時間:最短25分
金利(実質年率):3.0 %~18.0%
借り入れ限度額:1万円~800万円
無利息サービス:借り入れが初めての人は30日間無利息サービスがある
担保・保証人:不要
返済方式:借入後残高スライド・元利定額リボルビング返済方式
申し込みの年齢制限:満20歳以上~69歳までの安定した収入がある人
<借り入れ方法>
- 振込
- スマホアプリ
- アイフルATM
- コンビニや銀行の提携ATM
<返済方法>
- 返済方法は口座振替
- アプリ
- アイフルのATM
- コンビニATM
- 銀行振込
プロミス
融資までのスピードが最短25分などスピード感で借りやすいと評判のカードローンです。
<特徴>
- サポートが充実
公式アプリやチャットサービスなどの便利ツールがあります。現在の借り入れ可能額の確認や申し込みの審査状況の確認はLINEのチャットサービスで確認することができます。より詳細に知りたいことがあればオペレーターチャットサービスを活用することもできます。
- 30日間金利0円サービス
プロミスを始めて利用する人のうち、メールアドレスの登録とweb明細の利用を選択すると初回出金の翌日から30日間金利0円で借りることができます
- 融資までの時間が最短25分
インターネットから24時間申し込みができ、事前審査も15秒・融資までの時間が最短25分と急ぎの方も安心して利用できます。
<貸し付け条件>
融資までの時間:最短25分
金利(実質年率):4.5%~17.8%
借り入れ限度額:1万円~500万円
無利息サービス:30日間金利0円サービス
担保・保証人:不要
返済方式:残高スライド元利定額返済方式
申し込みの年齢制限:満18歳以上(高校生は除く)~69歳までの安定した収入がある人
<借り入れ方法>
- インターネット振込
- スマホATM
- コンビニ・提携ATM
- プロミスATM
- プロミスコール(電話)
- お客様サービスプラザ(店頭窓口)
<返済方法>
- インターネット返済
- 口座振替
- スマホATM
- コンビニ・提携ATM
- プロミスATM
- 銀行振込
- お客様サービスプラザ(店頭窓口)
SMBCモビット
SMBCグループの一員であり、三井住友銀行やSMBC信託銀行などの金融機関と同グループです。「スピード感」を打ち出していることからwebで完結するサービスが売りとなっています。
<特徴>
- Tポイントが貯まる
Tポイントの利用手続きを行えば返済した金額に応じてTポイントが貯まります。また返済時にTポイントで返済することも可能です。
- サポートの充実
サービス紹介や各種手続き案内の動画が充実しており、動画を見ながら手続きを進めることができます。
<貸し付け条件>
融資までの時間:最短30分
金利(実質年率):3.0%~18.0%
借り入れ限度額:1万円~800万円
無利息サービス:なし
担保・保証人:不要
返済方式:借入後残高スライド元利定額返済方式
申し込みの年齢制限:満20歳以上(高校生は除く)~74歳までの安定した収入がある人
<借り入れ方法>
- 振込
- コンビニや銀行の提携ATM
- スマホATM(カードレス)取引
<返済方法>
- 三井住友銀行
- 三菱URJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行の口座を持っている場合は銀行口座振替
- 提携ATM
- 銀行振込
- スマホATM取引
- Tポイントで返済
- インターネットでの返済
レイクALSA
21時までの契約手続き完了(日曜は18時ま)で当日中に借り入れも可能なので、急いでいる方におすすめのカードローンです。無利息サービスが3種類あり充実しています。
<特徴>
- 無利息サービスが充実
(1)60日間無利息
契約日の翌日から60日間金利0円で借りることができる
はじめてレイクALSAを利用して、webで申し込み
契約金額が1万円~200万円
(2)30日間無利息
はじめてレイクALSAを利用する
契約金額が1万円~500万円
契約日の翌日から30日間金利0円で借りることができる
(2)5万円まで180日間無利息
ご契約日の翌日から180日間金利0円で借りることができる
はじめてレイクALSAを利用する
契約金額が1万円~200万円でそのうちの借入金額5万円に対する利息が180日間0円になる
<貸し付け条件>
融資までの時間:最短25分
金利(実質年率):4.5%~18.0%
借り入れ限度額:1万円~500万円
無利息サービス:60日間無利息・30日間無利息・5万円まで180日間無利息
担保・保証人:不要
返済方式:残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式
申し込みの年齢制限:満20歳~70歳(国内居住・日本の永住権を取得している)
<借り入れ方法>
- 銀行振込
- 新生銀行カードローンATM
- スマホATM取引
- 提携ATM
<返済方法>
- web返済サービス
- 新生銀行カードローンATM
- 口座振替
- スマホATM取引
- 提携ATM
- 銀行振込
審査が通りやすい中小消費者金融を利用する
大手消費者金融の審査に落ちてしまった人も中小の消費者金融の審査には通ることがあります。過去に返済を延滞してしまった・借金の整理をしてブラックリストに掲載されている人でも、現在の信用情報を重視する金融機関もあるので、柔軟に対応してくれる傾向のようです。
人気の中小消費者金融の特徴を紹介しますので、利用を迷っている方の参考になれば幸いです。
セントラル
愛媛県に本社があり昭和48年創業で、中小消費者金融の中でも老舗の消費者金融です。融資までの時間は公表されていませんが、平日14時までの申し込みの場合、即日融資にも対応しているようです。
<特徴>
- 30日間金利0円サービス
セントラルを始めて利用する人は、契約日の翌日から30日間金利0円で借りることができる
- 店舗と無人契約機がある
中小の消費者金融の中で数少ない店舗と無人契約機があります。
<貸し付け条件>
融資までの時間:―
金利(実質年率):4.8%~18.00%
借り入れ限度額:1万~300万円
無利息サービス:30日間金利0円サービス
担保・保証人:不要
返済方式:借入残高スライドリボルビング方式
申し込みの年齢制限:20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
<借り入れ方法>
- セントラルATM
- 振込み
- セブン銀行ATM
<返済方法>
- セントラルATM
- 振込み
- コンビニ
フクホー
フクホーは大阪府浪速区にある創業50年以上の老舗の消費者金融です。インターネットだけでなく電話でも24時間申し込みを受け付けています。
<特徴>
- コンビニから契約書を受け取れる
セブン-イレブンにあるマルチコピー機からネットプリントで「契約書類一式」を出力することができます。
<貸し付け条件>
融資までの時間:―
金利(実質年率):7.3%~20.00%
借り入れ限度額:5万円~200万円
無利息サービス:―
担保・保証人:原則不要
返済方式:自由返済方式・元利均等方式
申し込みの年齢制限:20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方
<借り入れ方法>
振込
<返済方法>
指定の銀行口座への振込み
アロー
愛知県名古屋市に会社がある中小消費者金融です。店舗がありませんので、電話や窓口での申し込みは受け付けておらず、申し込みはインターネットからのみとなります。
<特徴>
- 申し込み前の事前診断ができる
公式サイトから融資可能か入力フォームに入力するだけで診断が可能です。申し込みを検討している方は利用してみてもよいでしょう。
- アプリで手続きが簡単にできる
インターネットから申し込みした後、最短45分で審査が完了します。審査が完了したらアプリをインストールして必要書類を提出すれば、すぐにお金が口座に振り込まれます。
<貸し付け条件>
融資までの時間:最短45分
金利(実質年率):15.00%~19.94%
借り入れ限度額:200万円まで
無利息サービス:なし
担保・保証人:原則不要
申し込みの年齢制限:25歳以上65歳以下 健康保険に加入している・勤続1年以上・他社の借り入れを滞納していない・自営業者の人は収入証明書を提出することが申込み条件となっています。
返済方式:残高スライドリボルビング 契約日より5年60回・元利均等返済(2~180回 最長15年以内)※相談の上、返済回数を設定。
<借り入れ方法>
- 店舗
- 銀行振込
<返済方法>
- 銀行振込
- 口座振替
フタバ
東京神田に本社がある創業60年の老舗の消費者金融です。インターネットからは24時間365日申し込みを受け付けており、平日は16時までに審査完了すれば、即日融資にも対応しているようです。
<特徴>
- 少額の借り入れにおすすめ
フタバでの借り入れ限度額は50万円までとなっています。借り入れ額は少ないですが、他社での借り入れが4社以内という条件で申し込めますので、他社で借り入れをしている方は検討してもよいかもしれません。
- 30日間無利息サービス
フタバを初めて利用した方は契約日の翌日から30日間利息
<貸し付け条件>
融資までの時間:―
金利(実質年率):14.959%~19.945%
借り入れ限度額:1万円~50万円
無利息サービス:30日間無利息サービス
担保・保証人:不要
返済方式:元利均等 6年以内(2~72回)
申し込みの年齢制限:20歳以上73歳以下の安定した収入と返済能力を有する人
<借り入れ方法>
口座振込
<返済方法>
指定の銀行口座へ振込み
キャレント
法人を対象に借り入れを行っている消費者金融です。個人や個人事業主は対象外となっておりますので、事業資金をお借りしたい方におすすめです。
<特徴>
- インターネットからの申し込み
来店の必要がなく、申し込みはネットで完了しますので忙しいビジネスマンに最適です。
- カード発行なしで利用できる
大手の消費者金融でもビジネスローンの場合は、カードを発行して融資を行っている場合が多いです。カードレスでカード発行を待たなくてよいため、すぐに融資を受けたい法人にはおすすめです。
<貸し付け条件>
融資までの時間:平日14時までに手続きが完了したら即日融資も可能
金利:7.8%~18.0%
借り入れ限度額:1万~500万円
無利息サービス:―
担保・保証人:不要
返済方式:元金均等返済方式
申し込みの年齢制限:ー
<借り入れ方法>
振込
<返済方法>
- 振込
- 振替
お金を借りられないときでもやってはいけないこと
今までに借金を整理したために「ブラックリスト」に載ってしまったので、消費者金融からお金を借りられないと悩んでいる方でも注意することがいくつかあります。
お金がない状況になると気持ちが焦ってしまい、犯罪に巻き込まれてしまった事例もあります。大きな問題や借金がさらにふくらんでしまうなど深刻な状況になってしまうこともありますので、やってはいけないことを5つ紹介します。
違法業者から借りる
お金を貸し借りする業者は、国や都道府県の登録を受けなければいけないことが「貸金業」の法律で定められています。許可されていない業者は違法ですので、違法業者から借りることは絶対にやめましょう。
違法業者から少額でもお金を借りてしまうと、法外な利息で返済額がふくれ上がってしまい、返済が少しでも遅れると厳しい取り立ての被害にあってしまう方も少なくないようです。
違法なアルバイト
「ブラック企業」という言葉があるように、「ブラックバイト」と呼ばれる違法アルバイトもあります。学生が学生生活を健全に送れなくなってしまう労働環境のアルバイトはブラックバイトと言えます。
労働者を守るために労働時間や賃金・休暇などについて定めた労働基準法という法律がありますが、守られていない企業は法律違反です。労働基準法は、正社員・パートタイマー・アルバイト・契約社員など名称関係なく、すべての労働者が対象になります。
以下に当てはまると、ブラックバイトの可能性が高いです。
- 賃金や残業代が払われない、支払いが遅延する
- 辞めたいのに辞めさせてくれない
- 労災保険(※)は未加入と言われた
※:労災保険とは業務中もしくは通勤の途中で起きたケガや病気・障害になった場合に支払われる保険です。原則として会社はすべての従業員の労災保険の加入が義務付けられています。
アルバイトを探す場合は、労働時間や賃金などの条件を確認しましょう。現在、働いているアルバイト先がブラックバイトの特徴に当てはまるようでしたら、労働基準監督署などの公的機関に相談するのをおすすめします。また近年「副業」が人気ですが、SNSでの怪しい副業やアルバイトの募集にも注意が必要です。トラブル防止のポイントを説明します。
(1)「簡単に稼げる」と強調している
「スマホで簡単に稼げる」など甘い言葉で呼びかけているSNS の情報を信じないようにしましょう。怪しい副業・アルバイトでは、「報酬を得るために必要」などと言われ、登録料やサイト利用料等でお金を騙し取られた事例もあります。SNS上で知り合った知人から誘われたケースもあるので、怪しいと思ったら断るようにしましょう。
(2)「荷受代行」・「荷物転送」は危険
「荷受代行」・「荷物転送」の仕事内容で募集している仕事は絶対にやらないようにしましょう。実際にあった事例として自分の名義で勝手に携帯電話等を購入されてしまい、その携帯電話が犯罪に使用されてしまったこともあります。
運転免許証や健康保険証等の身分証明書などの個人情報を安易に伝えてしまい、本人確認が必要な携帯電話の契約手続きを行われたために、自分の信用情報に傷がついたりすることもありますので、注意が必要です。
(3)名義貸しは絶対にしないように
登録料や初期費用やサポート費用の名目で消費者金融への申込み及び借り入れを指示する事案が発生しています。自分名義で勝手に借金されてしまうこともあるため、消費者金融の公式サイトでも注意を呼び掛けています。
ショッピング枠の現金化
インターネット広告などで、クレジットカード現金化の広告を見かけたこともあるでしょう。クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠が設定されています。
本来は商品を購入する際に利用するクレジットカードですが、換金目的でクレジットカードを利用することを「ショッピング枠の現金化」といいます。クレジットカードの現金化とうたっている業者は、ショッピング枠の現金化によって取引することとなります。
安い商品を高額で購入させて、何割かをキャッシュバックしますといった手法や業者の商品をクレジットカードで購入させて、手数料を引いた金額で買い取るといった手法がよくあるようです。
具体的には50万円の商品を購入し、手数料を引いた40万円の現金を受け取りますがクレジット規約によってクレジットカード会社には50万円支払わなければなりません。10万円損してしまうので、負債がどんどん膨らんでしまうでしょう。
クレジットカード会社も、換金を目的にしたクレジットカードの利用を禁止しておりますので、万が一不正な取引が発覚した場合は利用停止になってしまうこともあります。
SNSなどでの個人間融資
SNSで「お金を貸します」といった書き込みで、お金を借りたい人を呼びよせる手口を見かけます。個人間であっても、お金を貸し借りすることは認められていません。
お金を貸すことは「貸金業」にあたりますので、国か都道府県の登録が必要です。個人を装ったヤミ金業者から、法外な金利での貸し付けが行われたり、個人情報が悪用されてトラブルに巻き込まれたりした事例もあります。
SNSなどのインターネットで、見知らぬ人からお金を借りるのは絶対にやめましょう。
ギャンブルに手をつける
支払期限が迫っているなど、今すぐにお金を用意したい状況だとしてもパチンコや競馬などのギャンブルに手を出すことは絶対にやめましょう。過去に一度でも勝ったことがあると、「今回も勝てるだろう」と手を出してしまいがちです。
ギャンブルは不確実なだけではなく、さらに借金を増やすだけになってしまうことになるでしょう。ギャンブルをするために借金をすることはもってのほかです。宝くじも同様にお金が入ることは不確実なものになりますので、生活に余裕がない時に手を出すのはやめましょう。
お金を借りられないと諦める前に
仕事がなくなってしまったり病気になってしまったりすることで、お金もなくなると気持ち的にも追い詰められてしまう状況になるでしょう。頼りになる親族や知人が周りにいない場合、どこに相談していいか分からない方も多いと思います。
その場合は下記の相談先に問合せしてみてもよいでしょう。
- 独立行政法人 国民生活センター:あやしい請求を受けた・金融関連商品などのトラブルなど消費者生活に関わる全般について相談を受け付けています。
- 社会福祉協議会:お住まいの市区町村にある社会福祉協議会の相談窓口では、生活に困っていることを相談できて、利用できる公的資金の紹介や立て直しできるように支援してもらえる制度です。
- 一般社団法人 全国銀行協会:住宅ローンやカードローンの返済が遅れてしまいそうで困っている方などに向けてカウンセリングサービスを行っています。また家計の見直しなども相談できるそうです。
- 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会:困っていることを電話相談できます。カードローンの利用により借金がある場合などはカウンセリングなどの対応も行っています。
- 法テラス:借金でお困りのことがあれば無料で相談を受け付けています
お金を用意する方法はたくさんある!
金融機関からお金を借りる以外にも、国や自治体などの支援制度や自ら稼ぐことによってお金を用意する方法を紹介してきました。
お金が必要な理由は人それぞれあると思いますが、急いでお金が必要な場合でも焦りは禁物です。冷静に自分の状況を整理して安全な方法でお金を用意するようにしましょう。